「特発性 慢性疲労症」とは

CFSの診断に来た場合、3つに判断されるそうです。
　１、慢性疲労症候群CFS
　２、突発性慢性疲労症ICF
　３、該当しない

私の場合、慢性疲労症候群のうち、ほぼ該当するのですが、高熱と咽頭痛が該当しないので、
CFSではなく、ICFと判断されました。
微熱はあるのですが、38度位所が基準だそうです。

初めて知ったICF。
治療法は、CFSと同じといわれました。

●は私の症状です。微熱と咽頭痛が該当しないとのこと。10項目のうち5項目以上該当したら
CFSと書いてありますが、先生は全部該当する場合といわれていました。
診断する先生によって所見が違うのでしょうか。。

しかし、突発性慢性疲労症とわかっただけでも、よかったです。

日本疲労学会による新たな慢性疲労症候群診断指針

前提　Ⅰ．
１． 病歴、身体所見、臨床検査（表2）を精確に行い、慢性疲労を来たす疾患（表3）を除外する。
２．
A) 下記疾患に関しては、当該疾患が改善され、慢性疲労との因果関係が明確になるまで、CFSの診断を保留にして経過を十分観察する。
１） 治療薬長期服用者（抗アレルギー剤、降圧剤、睡眠薬など）
２） 肥満（BMI>40）
B) 下記の疾患については併存疾患として取り扱う
１） 気分障害（双極性障害、精神病性うつ病を除く）、身体表現性障害、不安障害
２） 線維筋痛症
前提　Ⅱ．
以上の検索によっても慢性疲労の原因が不明で、しかも下記の4項目を満たす。
１） この全身倦怠感は新しく発症したものであり、急激に始まった。　●
２） 十分な休養を取っても回復しない。　●
３） 現在行っている仕事や生活習慣のせいではない。　●
４） 日常の生活活動が、発症前に比べて５０％以下となっている。あるいは疲労感のため、月に数日は社会生活や仕事ができず休んでいる。　●
前提　Ⅲ．
以下の自覚症状と他覚的所見10項目のうち5項目以上を認めるとき。
１） 労作後疲労感（労作後休んでも24時間以上続く）　●
２） 筋肉痛　●
３） 多発性関節痛　腫脹はない　●
４） 頭痛　　●
５） 咽頭痛
６） 睡眠障害（不眠、過眠、睡眠相遅延）　●
７） 思考力・集中力低下　●
以下の他覚的所見は、医師が少なくとも1ヶ月以上の間隔をおいて２回認めること。
８） 微熱　△
９） 頚部リンパ節腫脹（明らかに病的腫脹と考えられる場合）
１０） 筋力低下　●

◎前提Ⅰ、Ⅱ、Ⅲすべてを満たしたときに、臨床症候からCFSと判断する。
◎前提Ⅰ、Ⅱ、Ⅲすべてを満たす訳ではないが、原因不明の疲労病態がある場合、特発性慢性疲労（Idiopathic Chronic Fatigue, ICF）と診断し、経過観察する。

CFSと思っても違う場合もある。違うとわかっても治療法はないのは同じ。
ICFのほうが、やや治る可能性が高いことでしょうか。

CFSじゃないと思っている人のほうが治る確率が高いそうです。
絶対治してやる気力でいこう。

「特発性 慢性疲労症」と診断されました

心療内科の診療では拉致があらないので、ほかの病院でもみてもらいたいと思うと言ったら、
先生はむっとしてました。
他に治療法や病院があったらもっと前に言ってますよ、と。
確かにそうだと思いますが、情報もそうそうないのだと思います。
紹介状をお願いて、違う病院に行きました。

診断をしてもらうと、結論は慢性疲労症候群ではないそうです。
厚労省の基準に、高熱が続いていない、のどが真っ赤に腫れていないのが、違うそうです。
微熱はあるのですが、37度後半～38度がつづくのが条件だそうです。
私は37度くらい。日々変わって一ヶ月は続かないです。

慢性疲労症候群と症状は同じだか、いくつか当てはまらない人は、
「特異性慢性疲労症」「特発性慢性疲労症」と分類されるそうです。
教科書には書いていないけど、そう取り決めているそうです。

自分は慢性疲労症候群じゃないと思っている人のほうが治りますよと言われました。
気持ちを前向きにして治す意思が強くないといけないですね。

漢方薬と不眠なので薬を出してもらいました。
やはり即行治るわけでなく、地道な治療が必要のようです。

追記
二回目の診察に行ったら、先生が病名を間違えたといって
紙に書いてくださいました。
「特発性慢性疲労症」（ICF）となるそうです。